【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(12月3週目)

「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

ビッグモーター、保険金不正の真相究明に新展開

中古車販売大手ビッグモーターによる保険金水増し請求問題をめぐって、組織的かつ意図的な不正行為の疑いが強まり、経営陣への責任追及が避けられなくなってきました。

同社はこれまで、水増し請求問題に対する自主調査の結果として、「(板金)工場と見積り作成部署との連携不足や、作業員のミスなどにより一部で誤った保険金請求が行われている」「意図的なものでないことを確認している」として、あくまで“過失”であるとの主張を繰り返してきました

ところが2022年12月以降、ビッグモーターはそれまでの主張を突如として翻し、「事故修理時の保険金請求において複数の工場で重大な疑義事案が生じている可能性が認められた」として、取引のある大手損害保険各社に対して、弁護士を入れた第三者調査チームを設置することを提示してきたのです。

ただ、いつからどのような規模で、という全容解明までには「(調査は)下手をすれば半年など、相当な期間が必要になる」とビッグモーターの関係者は話します。
損保各社によるビッグモーターへの事故車(入庫)紹介は年間で合計3万件以上に上っていたといい、個別案件ごとの精査にはかなりの人員と時間を要するということです。

⇒急展開になってきました!
ビックモーター側から第三者委員会の「提案」があったとのことで、不正疑惑はほぼ確定でしょう。
また、『保険金の水増請求』だけでなく、中古車販売や整備でもユーザーとのトラブルが確認されています。
中には、「オイルを正規の半分しか入れていないのに全額請求された」とか「通常の2倍の工賃を請求された」などの、より日常的な不正も行われていたようです。

大手の会社だけに、今回解明される不正の規模次第では、大きなダメージになりそうです。
中小企業はここを契機に、ビックモーターとは逆の方法(つまり、ユーザーへの信頼・透明度を高めるなど)をとることで、流れていくユーザーの獲得につながるチャンスかもしれませんね!

国交省、電子車検証閲覧アプリを事前公開 まずはPC版から

国土交通省は19日、電子化した自動車検査証(電子車検証)の情報確認などができる「車検証閲覧アプリ」を事前公開しました。
まずはパソコン(PC)版から配信スタート。
スマートフォン(スマホ)版は電子車検証を発行する2023年1月4日から配信する予定です。

⇒早速ですが、こちらに「車検証閲覧アプリ」に関する国土交通省のWebサイトを付けておきます。
>>電子車検証特設サイト
もしまだ見ていない方がいれば、ぜひ一度確認してみて下さい。

利用には、「マイクロソフト・アカウント」とICカードリーダーが必要です(PC版)。
スマホ対応アプリの配信は1月4日から。
今現在、すでにPC版のアプリの登録は可能ですが、機能を利用できるのはスマホ版と同じく1月4日から。
ですので慌てる必要はないものの、早めに次世代のシステムに触っておいた方が何かといいかなーと個人的には思っています。
どんどん新しい技術が入ってきます。
乗り遅れないよう、むしろ先んずるくらいの気持ちで取り組んでいきましょう!

ソフト99、洗車用品のサブスク 1月からお試しサービス開始 月額1089円

ソフト99コーポレーションは、洗車用品のサブスクリプション(定額利用)サービス「サブス99リミテッド」を来年1月1日から始めると発表しました。
今回は本格開始に向けたお試しサービスとし、会員数を99人に限定し、期間も6月30日までとしています。
同社のウェブサイトで今月18日まで会員を募集し、応募者多数の場合は抽選を行う予定です。
価格は月額1089円(消費税込み)

⇒最後は自動車部品の話題から。
自動車部品の業界にもサブスクモデルが広がりつつあります。
サブスクは1回1回は比較的低価格ですが、常に安定した売上を確保できるという所が魅力です。
解約率が低く、一度契約すると継続的にリピートが見込める点がいいんですよねー。
アフターマーケット業界は、世間から見るとやや時間の流れがゆっくりな部分もありますので、「自社でサブスク化できるものはないかな?」ということを一度考えてみても面白いかもしれません。
今回の洗車用品のサブスクなんて、なかなか面白いですよね!
参考>>ソフト99ホームページ

ただ、メーカー各社がユーザーに対して同様のサブスク展開を加速していくと、整備工場さんや部品販売会社さんにとっては少し脅威になるかも。
年々、中間流通を飛ばして、ユーザーに対してダイレクトに販売するスタイルが増えてきているだけに、この流れをどう捉えていくかが、今後のビジネスを占いそうな予感です。

というところで、今回は以上です!
また来週をお楽しみにー。

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