【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(1月5週目)

「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

トヨタ新体制、「ハイブリッド経営」で激戦に挑む 時間かけてしっかり土台つくった集団指導体

トヨタ自動車の新たな経営体制が始動します。
13年にわたり、グループをけん引してきた豊田章男社長(66)が会長に就き、次期社長には佐藤恒治執行役員(53)が昇格。
豊田社長は佐藤執行役員に「チームで経営してほしい」と伝えたそうです。
カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)のかけ声のもと、各国政府や新興・異業種を交えた覇権争いが激しくなる自動車市場。
トヨタは、創業家の求心力と集団指導体制による〝ハイブリッド経営〟で走り出しました。

⇒なんといっても、これは外せない話題でしょう。
ただ、「もうそんな話題知ってるよ。」という話でもあると思うので、今回は、新社長になった佐藤恒治さんがどういう人なのかをササっとご紹介します。

新社長の佐藤さんは、一言で言うと「車が大好きなモノづくりの人
早稲田大学理工学部機械工学科を卒業後、1992年にトヨタ自動車に入社。
エンジニアとしてカローラやプリウスの部品開発に携わり、2016年にはレクサスのZLチーフエンジニアに就任
それ以降現在まで、レクサスの商品開発にかかわり続けるという、常に最先端のモノづくりの現場にいた人です。

さらに、佐藤新社長の夢は「セリアを復活させること」で、プライベートでは「AE86」をご自身でレストアして楽しんでいるそうです。
車が大好きな様子がうかがえます。

最近は水素エンジンの開発にも携わっていたとのことですので、まさに作ることのスペシャリストというイメージですね。
楽しいモノづくりがさらに加速する予感のトヨタ。
佐藤新社長の手腕に注目です!

東大・デンソー・ブリヂストン・NSK・ローム、タイヤ内ワイヤレス給電技術を開発

東京大学は26日、デンソーやブリヂストンなどと「タイヤ内電力給電技術」を開発したと発表しました。

開発した技術は「第3世代走行中ワイヤレス給電インホイールモーター」をベースにしています。
非接触給電システムは、磁界を用いて電力を送るため、受電コイルと送電コイルの隙間を短くすることが重要。
東大は、路面と接地するタイヤの内部に中継コイルを組み込み、コイル間の隙間を短くすることに成功したとのことです。

⇒文字だけ読んでも、「ん?なんのこと?」ってなりますよね。
ザックリしたイメージで言うと「地面に電気供給できるコイルを埋め込んで、その上を走ると走りながら充電できるタイヤ」を開発したってことです。
実はこの「走りながら充電できる」仕組みは以前から研究されていたのですが、以前は主にアスクルにコイルを埋め込んでいました。
しかし、「アスクルよりタイヤに埋め込んだ方が、より地面に近いからたくさん充電できるんじゃない?」ってことで、今回はこの「タイヤ内」にコイルを埋め込んだというところがポイントになります。

例えば、高速道路が全部「ワイヤレス充電コイル」の道になったら、EVは一切バッテリを消耗することなく、充電しながらどこまでも走れちゃう!なんてことも理論上は可能です。
うーん、良いですね!
10年後、車の標準タイヤは「ワイヤレス充電タイヤ」になるかもしれませんね!

EVモーターズ・ジャパン、EV商用バン「e物流車」を新開発 独自技術で長距離走行を実現 2023年末発売

EVモーターズ・ジャパン(佐藤裕之社長、北九州市若松区)は、電気自動車(EV)の商用バン「e物流車」を新開発したと発表しました。
独自のインバーターによるモーター制御でバッテリーの長寿命化と長距離走行を実現。
既に発売を開始したEVバス同様に、車体周囲を360度映すカメラを搭載して安全性も高めています。
床面地上高440㍉㍍と低床化し、利便性も引き上げ。
2023年末の発売を予定しており、運送事業者などへの提案活動を通じて新規需要の獲得を目指す構えです。

⇒これ、すっごく中が広いです!(右の写真参照)
人が立って乗り降りできる上、収納力が抜群!
まさに商用の物流車といった感じ。

モデルは2種類あり、
・「E1」ー 最大積載量1㌧(車両総重量3・5㌧、全長5380㍉㍍)
      1充電当たりの走行距離が240㌔㍍
・「E2」ー 最大積載量2㌧(5㌧、5900㍉㍍)
      1充電当たりの走行距離が200㌔㍍

積載重量はやや不満かもですが、2人乗りですし、短距離配達が多い業務であれば十分な走行距離です。
今後の商用バンの一角を担う存在になりそうな予感。
EVモーターズ・ジャパンは、すでにEVバスで多くの納車実績もあるので、今後どのような市場変化が訪れるか、個人的に楽しみなEVのひとつです!

というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!

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