【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(3月3週目)

「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

〈2023自動車春闘〉自動車メーカー全社が満額回答 中小への波及が焦点に


15日に集中回答日を迎えた2023年の春季労使交渉(春闘)で自動車メーカー11社がそろって組合の賃上げ要求に満額回答しました。
早期に賃金交渉を終える労使が多かったのも特徴で、トヨタ自動車は賃金交渉後に人事制度や仕入先の職場環境改善に協議の論点を移しました。
大手が作った賃上げムードが中堅・中小企業にどれだけ波及するかが焦点になります。

⇒先週のニュースと言えば、やはりこれを取り上げなければいけません。
全社満額回答!しかも過去最高額連発!
トヨタは非公開ですが、ホンダが月額一律19000円↑、日産は12000円↑、マツダ・三菱は13000↑・・・。
さらにボーナスでは、トヨタで6.7カ月、ホンダで6.4カ月、日産で5.5カ月・・・。
6.7カ月って、つまり年収の半分以上の金額をボーナスでもらえるってことですよね?!
いやはや、うらやましい限りです。

この賃上げは、『大手が潤っているから』ではなく、物価上昇が大きな要因の一つとなっています。
ということは、大手・中小関係なく、働く方全員に関係する要因です。
確かに中小企業にとって継続的なコスト増になる賃上げはかなり厳しいことだとは思いますが、一度考えてみることも必要かもしれません。

大手損保各社、事故車修理の「指数対応単価」を20年ぶりに改定


いわゆる「保険修理」の代金をめぐる事業者と損害保険会社の交渉環境が新たな局面に入ります。
大手損保各社は、工賃算出で使用する「指数対応単価」を4月から引き上げる方針を固めました。
物価や労務費などの上昇を踏まえたもので、改定は約20年ぶり。
国会で、政府から大手損保会社に対して取引の適正化を促す方針が示されたことも改定を後押ししたとみられています。

※指数対応単価:ザックリ簡単に言うと、事故車修理1時間あたりの単価のこと。各保険屋さんとの話し合いで決める。

⇒これも大きなニュースですね!
特に整備工場さんにとっては、直接賃金に反映される話なので要チェックです!

では、どのくらいの上昇になりそうなのか。
各保険屋さんはこの『指数対応単価』を出す際に、消費者物価指数をもとに算出しているそうです。
横文字多くてややこしいですね💦
ようは、「世の中の物価の上げ下げに連動して、その分修理単価も上げ下げするよ」っていうことです。

そういう風に見てみると、2022年の物価上昇率は約2.5%。
直近の2023年1月の物価上昇率は4.3%だったので、おそらくこの辺あたりを参考した単価上昇になるのかなーと思っています。
実際には、個別で決まることなので、「大体2.5%位のアップが基準かな?」位に思って交渉して頂ければと思います!

ホンダ、EVコンバージョン技術 ガソリン車をEVに改造


ホンダは、販売済みのガソリン車を電気自動車(EV)に改造する技術を開発しました。
電動二輪車向け交換式バッテリー「モバイルパワーパックイー」を用い、既存のガソリン車をEVに改造します。
初期費用を抑えられるほか、充電の手間を減らせる利点があります。

⇒東京ビックサイトで開催されている「国際スマートグリッドエキスポ」でお目見えしました。
車は、軽商用バン「N―VAN(エヌバン)」のEVコンバージョン(改造)車。
モバイルパワーパック8個を後部座席下に搭載し、フル充電で75㌔㍍走行、最高速は時速70㌔㍍以上とのことです。

ちょっと足りないかなという印象ですが、宅配などの近距離走行での使用需要はありそうです。
また、バッテリー交換システムを採用しているとのことなので、予備のバッテリーを充電させておくことで、エネルギー切れに対応できますし、使い勝手いいんじゃないかなって思っています。
あと5年もしたら、こういうバッテリー交換可能な手軽なEVが首都圏あたりで流行っているかも知れませんね!

というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA