先週の気になった自動車関連ニュース(7月3週目)

この記事は、先週あった自動車関連ニュースの中から、僕が独断と偏見でチョイスしたものに、一言添えてご紹介しているものです。
もし文中に、不快な表現がありましたらすみません。

自動車メーカー、新車の受注を相次ぎ停止 製販ともに懸命の工夫

自動車メーカーが新車の受注を相次いで停止しています。
日産自動車の電気自動車(EV)「アリア」やトヨタ自動車の「ランドクルーザー(300系)」など長納期化が続く人気車種のほか、マツダの「マツダ3」など商品改良を控えたモデルなどが対象。
メーカーは半導体不足の中でも生産の優先度を判断するなど工夫を凝らし、ディーラーも在庫車の販売に力を入れ、製販ともに対応を進めているとのことです。

⇒新車の受注停止は、結構深刻な事態だと思います。

日産:アリアのベースグレード「B6」(2WD)と「フェアレディZ」

トヨタ:ランドクルーザー(300系)とレクサスの「LX」と「NX」

マツダ:マツダ3と「マツダ6」「CX―30」「MX―30(EVモデル)」「マツダ2」のモータースポーツベース車「15MB」グレード

中でも、ランドクルーザーは現時点ですでに納期4年待ち
中古車価格にも大きく影響がありそうですね。
上海が少し動き始めていただけに、今回のコロナ再拡大の影響がどこまで広がっていくか、これからも注視していきたいと思います。

三菱自「eKクロスEV」、業販店の受注が想定の2倍 過疎地でニーズ捕捉

三菱自動車によると、軽電気自動車(EV)「eKクロスEV」の受注台数に占める業販店の割合が、受注開始後2カ月に当たる14日時点で想定の2倍に相当する15%となったそうです。
軽EVはガソリンスタンド(給油所)の閉鎖が進む過疎地での需要が見込まれるが、過疎地の中には業販店に顧客対応を任せている場合も多くあります。
EVの普及には業販店が重要な鍵を握るとみて、業販店向けの販売支援にも力を入れる考えとのことです。

⇒経済産業省によると、全国1718市町村のうち343カ所が給油所の数が3カ所以下の「SS(サービスステーション)過疎地」だそうです。
こういう地域では、特に車は生活の足として必需品。
電気は常に安定したエネルギーとして網羅されていますので、三菱に限らず、EVがこの辺の社会的課題を解決することも期待されます。
『EV=都心部』ではなく、『EV=過疎地(ただし雪や火山灰などない)』という認識も持っておく方がいいかも?ですね。

ドライブレコーダー市場が大幅低迷…出荷台数22%減 4-6月期

電子情報技術産業協会ドライブレコーダー協議会が7月20日発表した2022年4~6月期のドライブレコーダーの出荷台数は、前年同期比22.3%減の111万3435台と大幅に落ち込みました。
導体不足などの影響で新車市場が落ち込んでいるのに加え、ドライブレコーダーも半導体不足で一部製品の出荷が遅れている模様。
「あおり運転」の社会問題化で需要が大幅に伸びてきたドライブレコーダー市場は曲がり角を迎えています。

内訳は運行管理や安全運転教育も目的に法人向けに設計した業務用が同11.5%減の35万4202台、事故時の映像記録を主な目的とするコンシューマー用が同26.5%減の75万9233台でした。

⇒順調に伸びてきたドラレコに、陰りが出てきました。
ただ、原因は新車市場と半導体不足とのことで、半導体問題が解決すれば、また需要は増えると思います。
ナビ→ETC→ドラレコと、売れ筋アクセサリーは常に変化していきます。
さらにそれらは、社外ポータブル→メーカー純正という流れを経て、あまり美味しいアイテムでなくなっていく傾向もあるので、常に次の売れ筋に目を光らせていく必要がありそうです。
今からなら、Maas系の後付けアイテムなんかが、よさそうですかねー。

今回は以上です!
今週も頑張っていきましょう!

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