【補助金・上越市】ドライブレコーダーに半額補助!踏み間違え防止装置も!
※誰もが使えそうな補助金をピックアップして、できるだけ簡単に、フレンドリーに解説しています。
おじいちゃん、最近高齢になってきて、運転が心配だわ。
念のため、ドライブレコーダーを付けたいんだけど、
ちょっとお値段が高いのよね・・・。
今、上越市では購入金額の半額分の補助金を出しています!
ご高齢で心配なら、踏み間違え防止装置もいかがですか?
こちらも半額補助の対象になりますよ!
6/1~上越市では、高齢者の『安全運転支援』を目的とした補助金を出しています。
補助額は、なんと購入・取付費用の半額(最高2万円)!
今回の記事では、6/20時点での残り予算額についても記載してみました!
予算が無くなり次第終了となりますので、お早めにチェックしてみてください。
今回の内容
今回は、ユーザーへの情報だけでなく、取付業者さん(整備工場さんなど)の目線での情報も取り上げています。
参考にしていただけたら嬉しいです。
どんな補助金?
今回の補助金は、『安全運転支援装置の購入・取付費用』を補助するという補助金です。
市内に住む65歳以上の方の安全運転をサポートするというのが、その趣旨です。
この『安全運転支援装置』というのは、具体的にいうと、以下の2つです。
安全運転支援装置
・ドライブレコーダー
(車線逸脱警告や衝突注意警告など、事故につながりかねない運転の回避に役立つ機能が付いたもの)
・急発進抑制装置
(ペダルを踏み間違えた際などに急発進してしまうことを抑制する装置)
※それぞれ、補助対象となる品番が指定されています。
対象品番が指定されている(後述で一覧表あり)ので、その点は注意が必要ですね。
実施自治体は、上越市。
残念ながら、新潟県の他の自治体では実施されていません(2022/6現在)。
窓口は、市民安全課(原子力防災対策室) 市民安全課(原子力防災対策室)。
原子力・・・?
聞きなれない部署ですが、もし何か不明点があったら、上記にお問い合わせしてみてください。
申請期間は、2022/6/1~。
予算上限に達したら終了となります。
手っ取り早く詳細を知りたいという方は、市役所のホームページをご覧下さい。
対象となる人は誰?金額は?
対象となる人は、以下の通りです。
補助金の対象者
1.市内に住所を有する満65歳以上の人
2.自らが運転する自動車に安全支援装置を設置し、1年以上使用する予定であること
3.次のいずれかに該当すること
・ 自動車検査証の所有者の氏名または名称の欄または使用者の氏名または名称の欄に記載されている氏名と、運転免許証に記載されている氏名が同一であること。
・ 自動車検査証の所有者の住所の欄または使用者の住所の欄に記載されている住所と、運転免許証に記載されている住所が同一であること。
4.市税を滞納していないこと
以上を全て満たしている必要があります。
3番がちょっとややこしいですね。
要は、『車検証と免許証の名前か住所が一緒だったらOK!』っていうことです。
ここで注意点!
65歳以上でも、車が『法人所有』である場合は、3番目の『所有者』と『使用者』が法人名義になっている可能性があります。
その場合は、対象外となりますので、気を付けてください。
また、補助金額ですが、以下の通りです。
補助金額
補助対象経費の2分の1(100円未満は切り捨て、上限2万円)
この対象経費には、取付費用も含まれます。
例えば、データシステムの商品を買って、補助を受けようとしたとしましょう。
商品:アクセル見守り隊®
データシステム:踏み間違い防止装置
品番:SAG297
税込価格:30,800円
取付工賃税込価格:11,000円
この場合、商品代30,800円+取付工賃11,000円= 41,800円 が本来の支払い金額です。
対象経費の半額が補助されますので、上記の半額を計算すると、41,800÷2=20,900円。
ただし、補助金の上限は2万円です。
ですので、今回の補助金額は20,900円ではなく、2万円となります。
ということで、補助を受けた支払合計金額は、
41,800円 - 20,000円 = 21,800円(補助金金額は、20,000円)
となります。
ザックリですが、こんな感じです。
なお、上限2万円に達していなかった場合、100円未満は切り捨てになりますので、ちょっと注意が必要です。
(例:本来支払い金額38,500円だった場合、半額は19,250円ですが、補助が出るのは、19,200円となります)
取付業者の要件は?
さて、ここからが本番です。
今までの内容は、上越市のホームページを見ればわかる内容でした。
ここからは、取付業者目線で補助金に関してみていきたいと思います。
どんな取付業者でもOK?(資格はいらないのか?)
まず、どんな業者が取り付けた場合に、補助金対象になるのでしょうか?
ガソリンスタンドでも、その機器の取付取扱店でなくても、いっそ個人で取付しても補助がももらえるのでしょうか?
答えは、『誰でもOK。』です。
メーカーの取付店に登録されていなくても、資格がなくても、なんと個人で取り付けたとしても、申請すれば補助金は出ます!
ゆ、ゆるい・・・。
逆をいえば、扱える業者さんが多いということで、早い者勝ちみたいなところもありますね。
対象は、後付けだけ?新車や中古車販売時は使える?
新車や中古車の購入時にも、今回の補助金は利用が可能です。
そのほか、ユーザーさんにお勧めする際に、迷いそうな事柄をピックアップしておきます。
ユーザーさんにお勧めする際の注意点
・ドライブレコーダーと踏み間違い防止機器の両方を取り付けたいけど、補助金対象になる?
A:どちらか1つにしか補助金は出ません。
・妻が乗っている車に装置を取り付けたいが、名義は私(夫)になっている。
その場合、補助申請は可能?
A:自動車検査証の所有者又は使用者の住所と、申請したい人の運転免許証の住所が一致していれば、申請できます。
・既にドライブレコーダーを取り付けているが、補助対象のものに買い替える場合、補助申請は可能?
A:申請できます。ただし、申請は、1人1回限りです。
・既に車の機能として車線逸脱警告などが備わっている車に、補助対象の装置を設置する場合、補助申請は可能?
A:申請できます。
後ほど記載している申請方法のフローを確認して頂くと分かりますが、補助金の申請は必ず『設置前』に行うようにご注意ください!
申請⇒ 補助金交付決定⇒ 設置 の順です。
交付決定前に機器を設置してしまうと、あとから補助金をもらうことができませんので、要注意です!
誰が申請して、誰が受け取る?
次に、申請するのは誰で、受け取るのは誰かを確認します。
補助金の申請と受け取りは誰?
申請する人:ユーザー
補助金の受け取り:ユーザー
これは、とてもいいですよね!
2020年度に、国土交通省で同じような補助金がありましたが、あの時は、なぜか販売店(部品商など)が申請して、販売店が補助金を後出しで受け取るという、なんとも分かりにくい仕組みでした。
今回は、ユーザーだけで完結する仕組みになっています。
販売店及び、取付業者さんにとっても負担の少ない仕組みですので、ぜひ積極的に活用していきたいところです。
現時点での予算消化状況
この補助金は、予算上限に達した時点で終了となります。
2022/6/20時点最新の予算消化状況は、以下の通りです。
最新の予算消化状況(2022/06/20調べ)
予算総額:1,000万円(1人2万円の単純計算で、500人分)
予算消化状況:約400万円(約200人分の申請あり)
残り予算額:約600万円(残り約300人分)
残り枠があと約300人分!
でもまだ間に合います!
早い者勝ちなので、思い当たる顧客さんがいらっしゃったら、早めにお知らせしてあげてください!
補助対象機器一覧
実は、補助金をもらえる対象の機器というのが決まっています。
これは、この補助金の目的が『高齢者の安全運転を支援する』というものなので、例えばドライブレコーダーの場合は、『車線逸脱警告や衝突注意警告など、事故につながりかねない運転の回避に役立つ機能が付いた』ものである必要があるからなんです。
補助対象になる機器は、国土交通省で認定されているのものに準じています。
少し数が多いので、以下のリンクでご確認ください。
>>補助対象ドライブレコーダー一覧 [PDFファイル/78KB]
>>補助対象踏み間違え防止装置一覧(国土交通省ホームページ)
1つだけ、絶対に間違えてほしくない注意点があります。
それは、『上越市内の販売店で購入したもののみが補助対象になる』ということです。
ですので、例えばネットで購入したものなんかは補助対象外になりますので、その点だけはくれぐれもご注意ください!
申請方法(フロー)
上記が申請の流れです。
この補助金は、基本的に『申請者』=『購入者(ユーザー)』となっていますので、取付業者さんの方でやることはほとんどありません。
これはとても嬉しいポイントです!
とはいえ、ユーザーさん単独でスムーズに申請できるとも思えませんし、この補助金を売りにして販売するのであれば、やはりある程度、取付業者さんがサポートしてあげなければいけない部分もあるかと思います。
ここでは、取付業者さん向けに、補助金申請時にサポートしてあげてほしいポイントをまとめてみました。
取付業者さんがサポートしてほしいポイント
申請時:①申請書、②見積もり書、③カタログのお渡し
設置時:①設置前、設置後の写真を撮ってお渡し。②領収書のお渡し。
という感じです。
そんなに難しいことはないですよね。
申請時の提出書類に関しては、記入はユーザーさん自身で行ってもらい、業者さんとしては印刷した書式だけお渡しすればOKだと思います。
書式は、この下につけておきますのっで、印刷してご利用ください。
また、対応機器なんかも、ユーザーさんは知らないと思いますので、ぜひカタログは用意してあげてください。
メーカーのWebサイトで、対象のカタログのダウンロードはできると思います。
>>申請書類:交付申請書 [PDFファイル/123KB]
申請は、ユーザーさん自身で行ってもらいます。
そして、補助金決定通知がユーザーさんの手元にきてから、晴れて設置となるわけです。
設置が終わると、『設置報告書』を、これまたユーザーさん自身が記入し提出します。
この『設置報告書』の中に、『設置前』と『設置後』の写真の添付が必要となっています。
特に『設置前』の写真は、あとから取るのがちょっと面倒です。
もちろん、本来はユーザーさん自身で写真を撮っておいてほしいところですが、対象ユーザーが65歳以上ということもあり、何事もやや面倒がる傾向があるかもしれません。
また、意識していても忘れてしまう方もいらっしゃると思いますので、設置前にパシャ、設置後にパシャとして、最後の納品時にお渡ししてあげてほしいなと思います。
きっと喜んでいただけると思いますよ!
>>設置後提出書類:設置報告書 [PDFファイル/78KB]
提出先と期限も、あたらめて記載しておきます。
詳細については、市役所のホームページもご覧になってみてください。
申請先:上越市市役所 市民安全課(原子力防災対策室)
Tel:025-520-5661 (郵送可)
申請期間:令和4年6月1日(水曜日)午前8時30分~予算額に達するまで。
補助金の詳細:市役所ホームページ
最後におまけ
以上で、ドライブレコーダー及び、踏み間違え防止装置への補助金の説明は終了です。
今回の内容は、僕が実際に市役所の担当部署へ確認した内容になっています。
ですので、ある程度広く網羅させて頂いたつもりですが、もし不明な点がありましたら、市役所のホームページ及び担当窓口までお問い合わせしてみてください。
最後におまけをひとつ。
これは、実際に補助金を利用する際に、ユーザーさんに理解して頂くための簡易な説明書きとなっています。
興味のあるユーザーさんにお渡し頂き、申請の際の手助けとしてご利用ください。
また、説明する際にも、ご利用いただけると嬉しいです。
ドラレコ補助金チェックリスト↓
以上です。
この情報が、何かしらのお役に立てたら、とても嬉しいです。
これからも、ちょこちょこ情報を更新させて頂きますので、またよろしくお願いいたします!