【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(7月3週目)

「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

ビッグモーター、保険金不正請求の賠償額は50億円超 不祥事により社員が3カ月で1000人退社


ビッグモーター(兼重宏行社長、東京都港区)による自動車保険金の不正請求問題で、対外的な賠償額が現時点では約50億円と見込まれていることがわかりました。
また、不正が行われていた同社の板金塗装部門は昨年夏から単月ベースで1億円強の赤字が続いていることも判明しました。
不祥事の影響などで今年1月から3月末までで約1千人(全社員5千人超)が退社したとのことです。

⇒やはり、この話題に触れないわけにはいかないですよね。

報道によると、不正金額は1台当たり4万円で、年間で48億円にもなるそうです。
1台当たり4万円!
ユーザー目線で見ると、かなりひどいですねー。

さらに、創業社長の息子が副社長なんですが、各地の工場からこの「不正体質」をあたらめるように求める訴えが副社長に多々寄せられていたそうですが、これを黙殺。
のみならず、3年間で50人以上の工場長を降格処分にしていたそうです。
うーん、ブラック。

今、同社ではかなりの人員不足に陥っているそうで、先日発表した「新規の修理受付を停止する」との処置も、不正に対しての反省というより、人員不足によるところも大きいのかなと勝手に思っています。

何はともあれ、不正の全容が早く明らかになり、真に誠実な対応をしてくれることを求めたいです。

政府、ロシア向け中古車の禁輸対象を拡大 1.9L超エンジン車とすべてのEV・HV・PHV禁止で輸出半減も


ロシア向けの中古車輸出が曲がり角を迎えようとしています。
同国のウクライナ侵攻に対する経済制裁の一環として、日本政府は新車・中古車を問わず、排気量1・9㍑超のガソリン車などの輸出を禁じる方針を固めました。
一方で、ロシアは8月から通関時にかかる「リサイクル税」を大幅に引き上げます。
新車の輸出は自動車各社がすでに自粛中。
両国の措置により、日本からロシアに向かう中古車が半減するとの見方もあります。

⇒日本からロシアへの中古車輸出は、ウクライナ情勢後も最多になっていました。
ここでちょっと節目が変わるかもしれません。

今後はどこにチャンスがありそうかなーと考えると、やはり部品は変わらず輸出のチャンスが大きいかなと思っています。
というのも、車自体の輸出規制が強化されるということは、新しい車がロシア国内に入ってこないということなので、いまある車を直し直し使わなくてはいけないってことじゃないですか。
直すには部品が必要っていうことで、部品に関してはむしろ需要が伸びていく感じがします。

特に大きな車が規制されるので、部品も大きな車のものが必要とされそう。
トラックやSUV、高級車などの部品は今後用チェックですね!

ビッグモーター、板金塗装の入庫受付を全店舗で休止 車検も2日間で200件キャンセル


ビッグモーター(兼重宏行社長、東京都港区)による自動車保険金の不正請求問題で、板金塗装(BP)の一般客からの入庫受け付けを全面休止するよう、本社から21日に指示が出たことが分かりました。
不正の現場となったBP工場は現在18カ所あるが、入庫は全国に260カ所ある販売拠点のうち、サテライト店を除く店舗でも受け付けており、このすべてでストップします。
また、直近2日間だけで、車検のキャンセルが全国で200件出ているということです。

⇒すみません、最後もビックモーターです。

BP入庫受付を全面休止することになりました!
ビックモーターはその規模から、取引先損保経由の入庫も多かったのですが、不正解決の糸口が見えない6月以降、その経由入庫が減少。
月に1億以上の赤字になっていたそうです。

さらに、故意に車を傷つける不正を行っている動画が拡散。
一般ユーザーからの入庫も減少し、今回の処置に至ったというわけですね。

同社は、一般消費者向けの電話窓口を設置して対応していますが、なんと問い合わせは毎日数百件あるとのこと。
うーん、ここまでくると正直、信頼の回復はかなり長く険しい道になりますね。
業界でもトップクラスの企業の話題なので、今後も随時追っていきたいと思います!

というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!

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