【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(5月4週目)
「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!
ホンダ、2026年からF1再参戦 電動化技術を四輪へ応用
ホンダは24日、FIA(国際自動車連盟)のフォーミュラ・ワン(F1)世界選手権に2026年から復帰すると発表しました。
英アストン・マーティンのパワーユニット(PU)サプライヤーとしてホンダ子会社のホンダ・レーシングが参戦します。
ホンダは「環境技術の開発に経営資源を集中させる」として21年にF1活動を終えたばかりだが、26年からサステイナブル燃料に切り替え、電力エネルギーの使用率を高めるF1と、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現を目指すホンダの方向性が一致すると判断し、5度目となる再参戦を決めました。
⇒僕は知らなかったのですが、26年からF1ではサステイナブルな燃料の100%使用が義務づけられた上、総出力に占める電力エネルギーの割合が50%にしなければいけなかったんですね!
早いだけではなくエコでなくてはならないということになっているんですねー。
たしかにこれらの分野は、今後ホンダが力を入れていくと言っている分野なので、いいかもしれません。
今後のホンダ、ひいてはJAPANチームに期待しています!
HKS・東洋システム、2023年内めどにEVバッテリーの劣化診断システムを市場投入
エッチ・ケー・エス(HKS)は電気自動車(EV)に搭載される駆動用電池の残存性能を診断するシステムを開発しました。
二次電池の試験装置の開発などを手掛ける東洋システムと共同で取り組んだもので、車載故障診断装置(OBD)に接続することで容易に評価できます。
両社は2023年内をめどに市場投入する計画で、中古車を取り扱う事業者などへの販売を想定。
中古EVの適正な値付けに貢献する狙いです。
また、整備工場や充電ステーションなどでの新たなサービスの創出にもつなげる考えです。
⇒EVバッテリーはEV車の肝の部分です。
EVバッテリー自体が非常に高価で、特に中古車市場ではこのバッテリーの良し悪し=価格と言ってもいいくらい。
今回の商品は、なんとデータの読み出しにかかる時間は30秒で、世界最速とのこと!
診断データをクラウド上に送信して解析することで、数分でスマートフォンやパソコン上で数値化した診断結果を確認できるそうです。
項目はバッテリーの残存容量率のほか、急速充電の回数や航続可能距離などとのこと。
中古販売のさなか、すぐにお客様とバッテリーの劣化具合を確認できるので、安心感にもつながりますね。
EV市場はこれからではありますが、早めにチェックしておきましょう!
2022年の世界新車販売ランキング、トヨタが3年連続トップ 2位VW、3位は?
2022年のグループ別世界販売台数は、トヨタ自動車が前年比0.1%減の1048万3024台で、3年連続で世界首位となりました。
新型コロナウイルスによる生産制約の影響を受けたが、アジア地域を中心に販売が底堅く推移したかたちです。
2位の独フォルクスワーゲン(VW)は826万2800台(同7.0%減)。
中国のロックダウン(都市封鎖)による影響で、サプライチェーン(供給網)が混乱し、新車販売が影響を受けたとみられます。
また、現代自動車がルノー、日産自動車、三菱自動車の3社連合を抜いて3位に浮上しました。
日産などの3社連合は615万6777台(同14.0%減)でした。
⇒現代自、躍進!
これ「ヒュンダイ」ではなく「ヒュンデ」って言うんですよ、知ってましたか^^
さてさて、韓国勢の巻き返しが起こっています。
2023年1月~3月までの世界の主要自動車メーカーの利益総額でいうと、現代自はフォルクスワーゲンに次ぐ世界2位。
この理由は、ずばり「儲かる車販売にシフトしたから」です。
コロナや半導体部不足などで、いくらでも言い訳ができそうな中でも、現代自はリスクを取ってあえて高価格路線に踏み切りました。
アメリカではプレミアム車「ジェネシス」や高級大型SUVなどを投入。
その比率はなんと、1月から3月までに世界で販売した102万車の約6割に達するというから驚きです。
6割が高級車!
売れなければ死亡の水準です。
しかし、この路線変更が功を奏し、トヨタやVWが営業利益率7%前後であえぐ中、現代自は10%以上をたたき出しています。
3年前の2020年は、この営業利益率が3.5%しかなかったそうなので、大躍進ですね!
「うーん?そんなにいい車出してたっけ?」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
関係者が言うには、「静音性や安定感では、まだまだレクサスの方が上」らしいです。
しかし、内装のパネルやエンタメ連携では、圧倒的に現代自が上だと言います。
また、「先進的なフォルムデザイン」や「ネット連携を使って面白いという意味では、現代自が圧倒的」とのことです。
ネット社会の韓国ならではの強みを活かしていますね。
これらが若い世代中心に人気だということで、このターゲットもうまくハマっています。
さらに、サムスン証券が発表した予測によると、「現代自動車グループが2026年に世界で917万台を販売しグローバルナンバーワンになると予想」ですって!
どうなんでしょうか。
今後の成長は分かりませんが、一つ言えることは、世界が苦難にあえいでいる中、適切なリスクを取って会社全体の方向転換が迅速にできるこの「現代自という企業の強さ」は、これからの自動車業界を乗り切っていくために必要なことなんじゃないかなと思います。
ぜひ、学べるところは学んでいきたいと思います!
というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!
※当サイトの画像は、一部特定の物を除き全てAI画像生成ソフトで作成しています。