【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(6月1週目)

「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

日野と三菱ふそう、経営統合で合意


日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは5月30日、経営統合に向けて基本合意したと発表しました。
両社の親会社であるトヨタ自動車とダイムラートラックが持ち株会社を新設し、2社を傘下に入れます。
持ち株会社は日本での上場を予定。
開発や調達、生産領域で協業するとともに、トヨタとダイムラートラックは水素をはじめとする商用車向けの次世代技術開発でも協業する予定です。
2024年末までの統合完了を目指しています。

⇒大きなニュースが飛び込んできました!
大型車のガチンコ勝負が始まる予感です。

日本自動車販売協会連合会によると、2022年度の日野自動車の販売台数は3.7万台で、三菱ふそうトラック・バスが2.9万台。
2社合計では約6.6万台となり、いすゞ自動車とUDトラックス連合の6.1万台に匹敵します。
大型4社時代が終わり、これからは大型2社時代の突入となります!

ただ、トヨタはイスズとの連携を深めているため、両雄激突!というよりは、「オールJAPAN」みたいな形で、今後海外勢と戦っていってほしいです!
ダイムラートラックがちょっとアレですが^^。

トヨタ、車いす乗降時に段差解消する「レステップ」など後付け用品を発売


トヨタ自動車は、「ハイエース」の車いす仕様車(2004年8月以降の年式)向けの後付け用品として、車いす乗降時の段差を解消する「レステップ」とバックドア用のロングストラップ「シェイクバンド」を開発しました。
専門性を生かした社会貢献「プロボノ活動」から生まれたもの。
同活動のメンバーが自ら車いすの送迎ボランティアを続ける中で聞いた〝困りごと〟が新製品のヒントになったとのことです。
開発の中心となったMSボデー設計部の中島幹夫グループ長は「プロボノ活動の輪を広げたい」とし、今後も福祉の現場の声に耳を傾けながら、障害を持つ人や高齢者の移動の自由につながる製品づくりに力を入れる考えです。

⇒レステップは、車いすで乗り降りする際に段差をなくすためのステップ。
地面にフィットする設計で、凸凹がある地面でもスロープの浮き上がりを解消する商品です。
確かに、凸凹の場所では乗りづらそうですよね。

シェイクバンドは、標準品を78ミリメートル長くしたストラップ。
小柄な介助者でも手が届き、バックドアが閉じやすくなっています。独自の「形状保持部」がストラップを支え、バックドアへの挟み込みも防げるそうです。
両製品は発売済みです。

個人的には、こういう一見地味かもしれませんが、社会的弱者に寄り添った商品というのには注目していて、ビジネス的にも社会的にも意義の大きいものだと思っています。
今後、もっとこういう商品が出てきてくれるといいなーと思っています!

ブロードリーフ、トヨタファイナンスとの協業で整備向けクラウドサービスにローン連携機能を搭載


ブロードリーフは、整備事業者向けクラウドサービスに「ローン連携機能」を搭載したと発表しました。
トヨタファイナンスとの協業による取り組みの第1弾。
整備事業者などはクラウドサービスを通じて、同社とのローン商品の加盟店契約に加え、ローンの申し込みや審査、契約をワンストップ型で利用できるようになります。
トヨタファイナンスが、トヨタグループ以外に金融サービスを提供するのは今回が初めてとなるそうです。

⇒最後はブロードリーフの話題から。
先日のChatGPTに続き、トヨタファイナンスとの連携と、なかなか動きの速い印象があります。
現在、どんな整備工場さんでもシステムによる管理が必須となってきているので、ブロードリーフのようなシステム会社がハブとなって、あらゆるサービスの入り口(プラットフォーム化)になっていくのは、とても理にかなっているように思います。
今後、金融だけでなく、保守、求人、会計、広告宣伝、物販等々、様々な分野のサービスの拡張が見込めそうです。
使う側としては便利になっていいのですが、便利=コストがかかる、ということを頭に入れて行動していかないと、あれよあれよと巻き取られかねないので、要注意という感じですね!

というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!

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