【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(8月3週目)
「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!
ビッグモーターの取引銀行団、8月中旬の90億円の借り換えに応じず
ビッグモーターが8月中旬に返済期限を迎える借入金90億円の借り換えを求めたものの、取引する銀行団は難しいとの意向を伝えていたことが分かりました。
同社を取り巻く環境が厳しく、融資の継続にはリスクがあると判断した模様。
関係者によると、同社の7月の経常利益は前年同月比の4分の1以下に落ち込んでいるということです。
⇒ビッグモーターの倒産があるかもしれません。
7月期の経常利益は、前年39億 ⇒9億に。
また、8月1週目の販売台数が前年3000~5000台 ⇒400台に。
うーん、厳しいかなー。
現在は、カーセンサーなどの大手の車販売サイトからも締め出しを受けている状況で、販売に関してはますます厳しい状況が続きそうです。
ただ、逆にこれを逆手にとって、「助けてください!在庫一掃大処分セール」的な打ち出しで低価格販売を始めたら、値段につられて一定数のお客さんが集まる可能性もあります。
まあ、利益は薄そうですけど。
ビッグモーターは非上場会社なので、その財務状況は不明ですが、仮に現在の売上が1年も続いた場合、まあ継続は困難でしょう。
その先にあるのは大量リストラと大量在庫流出です。
ん?両方ともチャンスかも?
波に乗れるように動いていきたいものですね。
中古車市場、〝タマ不足〟解消で活気戻る
中古車市場が活気を取り戻しつつあります。
7月の中古車登録・届け出台数(前年同月比2・2%増の51万2214台)は3カ月連続のプラスで、足元の復調ぶりを裏付けています。
半導体などの部品不足による新車供給の遅れが響き、長らく中古車が足りない状況が続いてきました。
2023年に入って新車の納期の改善が進み、下取り車が例年並みに戻りつつあるため、中古車市場を悩ませていた〝タマ不足〟がようやく解消に向かっているのが主たる要因です。
ただ、この効果がいまだ波及していない中古車事業者があり、今の回復基調は力強さに欠けるのも事実。
当面は、楽観視はできなさそうです。
⇒中古車市場が回復基調なのは歓迎です!
しかし、8月以降はちょっと足踏みするかもしれません。
というのも、ロシアへの輸出規制が始まり、その駆け込みで7月の中古車抹消件数は前年同月比で150%アップだったようです。
その反動が今後きそうです。
また、ビックモーター在庫に動きが少なかったことで市場に流れる台数自体は減少した模様。
こちらも今後、どうなるかは不透明ということで、記事にもある通り、楽観視はできないかもですね。
なんにせよ、本格的な中古車のタマ不足が解消までもう少しというところですかねー。
頑張っていきましょう。
電子制御装置整備の認証、工場のいまだ半数 経過措置終了間際の駆け込み申請に危惧
特定整備制度の経過措置が終了する2024年3月末が迫る中、電子制御装置整備の認証件数が伸びていません。
23年7月末の認証件数は4万7225件(うち自動運行装置は216件)と、認証工場全体(9万1946カ所=22年度)の半数をやや超えた程度。
期限まで1年を切った23年度以降も毎月1千件以下と、総じて低調に推移しています。
国土交通省などは混乱を避けるため、早期取得を再三呼び掛けてきました。
しかし、このままのペースで進めば、経過措置が終了する直前で申請が殺到する可能性が高そうです。
⇒いよいよ締め切りが近づいてきました。
あと7か月です。
もう申請はお済ですか?
経過措置が年度末ということで、決算やら更新手続きやらただでさえバタバタする時期です。
出来るだけ早めに準備を進め行くのが良さそうです。
さらにその翌年にはOBDⅡ検査の本格実施も迫っています。
エーミング及びスキャンツールなども直前で品薄になるなんてことは、今までの経験上必然です。
早めに認証取得し、早めに機器の準備をしておけば、ひょっとしたら乗り遅れた競合のお客様を取り込みチャンスになるかもしれませんよ?
というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!