【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(6月3週目)

「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!

ビッグモーターの保険金過剰請求疑惑、5カ月経過も進捗なし


日本損害保険協会の白川儀一会長は定例会見で、自動車保険金の過剰請求疑惑が報じられているビッグモーターについて「(同社が設置した特別調査委員会の調査を受けて)もうじき何かしらの公表があると期待している」と語りました。
その上で、損保ジャパンの立場からも「きちんとした社外説明をするよう同社に求め続けている」としています。
ただ、ビッグモーター側は調査結果を公開するのか、会見を開くかどうかについて、関係が深い企業にも明らかにしていないもよう。
今後も不透明な状況が続く可能性がある。

⇒5カ月経っても進捗報告すらなし!
いや、ちょっと信頼感なくなりますよね。

損保側としても、不正の数はかなりの数にのぼるので、「そろそろなんとか言ってくれ」としびれを切らしているようです。
それはユーザーとしても、同様です。
新潟県内にも大型のビックモーター店舗が出てきたのは、わりとここ近年のこと。
しっかりとした説明責任を果たした上で、誠実な営業を続けてほしいと願っています。

「特定技能2号」自動車整備業の追加が正式決定 整備士不足解決の一手に期待


永住が可能な外国人労働者向けの在留資格「特定技能2号」の対象に自動車整備業が加わることが正式決定しました。
最長5年の在留が可能な「特定技能1号」資格取得者の帰国時期が迫るなか、2号移行の選択肢ができたことは、整備士不足を解決する一手としても期待されるところ。
今後は、待遇や管理・評価制度、キャリアパスの構築など、外国人材に対する受け入れ体制の充実を、官民で取り組んでいく必要がありそうです。

⇒いよいよ「特定技能2号」整備業界でも正式決定しました!
どういう制度か簡単にいうと、今まで1号では在留期間最長5年だったのが、2号では永住資格が得られるというものです。
詳しく知りたい方は以前書いたこちらをご覧ください。
>>外国人労働者「特定技能2号」に自動車整備業を追加 自民党が政府方針を了承

自動車業界に限りませんが、どこも人手不足なので、海外の方が積極的に働いてくれることはありがたいことです。
ただ、過酷な労働環境がたびたびニュースにもなっていますので、その辺の環境改善は必須!

「うちには関係ないなー」と思っている中小企業さんも、要注目!
今が海外人材を獲得するチャンスかもしれません。
長い先を見て、海外人材を獲得出来たら、ひょっとしたら新たな展開もあるかも?
ぜひ、これからの外国人労働者の動向はチェックしてみてください!

出光興産、全固体電池向け固体電解質を2027年にも量産開始


出光興産は、全固体電池向け固体電解質の量産を2027年にも始めます。
まずは実証プラントの生産能力を足元の数倍に引き上げると19日に発表しました。
同社の主力である国内の燃料事業は電動車シフトで長期的に縮小が避けられない状況。
石油精製で培った原料技術を生かし、新規事業として需要が広がる固体電解質事業の確立を目指すようです。

⇒石油元売り大手の出光興産も、ついに電気自動車用電池を量産化です!

一見、電気自動車対応は、自社のビジネス(ガソリン)を苦しめてしまうように思えますが、英断だと思います。
出光のようにガソリンスタンドを持っている所の強みは、石油という燃料そのものというよりも、ユーザーとの接点に強みがあると思います。
ですので、その強みのある内に、シフトしていく新たな分野に取り組むというのは、私的にはいい打ち手のように見えます。

とはいえ、まだまだ石油は必需品です。
メイン商品で食えているうちに、次の手を打つ。
どんなビジネスもそうですが、変化に飛び込んでいく勇気が必要な時代ですね!

というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!

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