【コレだけはチェック!】先週あった自動車ニュース!(8月2週目)
「あー先週忙しくて、あまり情報追えてないや」という方も、これさえ見ておけば大丈夫!
とまではいきませんが、自動車の気になる情報を3つピックアップしてお届します。
個人的な一言も添えていますので、参考にして頂けたら嬉しいです!
東京海上日動、ビッグモーターとの代理店契約を解除へ 損保ジャパンに続き2社目
ビッグモーターによる自動車保険金の不正請求問題で、東京海上日動火災保険は1日、ビッグモーターへの保険代理店委託契約の解除に向けた協議を行っていくと発表しました。
契約解除の方針を表明したのは、損害保険ジャパンに次いで2社目。
ビッグモーターと代理店契約をしているのは7社で、他社も追随するとみられています。
⇒保険契約解除の流れです。
日本一の販売実績をうたっていたビックモーターですから、全ての保険代理店契約が解除された場合、相当数の顧客が市場に流れる可能性があります。
これ、ひょっとしてチャンスじゃないですか?
車体や車検に注力しているところは多いかと思いますが、保険に注力することで、そこから新規顧客獲得につなげていくのもありかも。
おそらく、各保険会社はユーザーに代理店変更の案内をお送りすることになると思いますので、今のうちに保険代理店の担当者に「ぜひウチで!」と強くプッシュすることができれば、負担少なく新規を増やせるかもしれません。
こういう時に、普段の関係会社さんとどういう関係性を築いているかが問われることになりそうですね!
プログレスオート、補修用塗料の価格計算システム開発へ 塗料メーカーの上代価格で算出
板金塗装(BP)などを手掛けるプログレスオートは、補修用塗料の価格計算システム「Paitem(ペイテム)」を開発します。
BP事業者の見積もりや整備費の算出を支援するもので、すでに基本部分は完成しており、早期の商品化に力を入れるようです。
一部の塗料メーカーの協力を受けており、メーカー側が仕入れ元の塗料販売店などに設定する「上代価格」を基に算出できるシステムを目指しています。
上代価格をベースにすれば、塗料価格の変動にも対応しやすくなります。
同社では将来的にすべてのメーカーの上代価格のシステム適用に取り組む方針です。
⇒板金修理代金の定価化!
方向性は時代に合っているような気はします。
今まで、板金修理の見積もりは「指数×レバーレート×材料費割合」で算出するケースが多かったのですが、このレバーレートと材料費割合が業者によってまちまちで、価格が不均等なことが常でした。
今回の話は、この『材料費割合』を統一しようという話です。
どうやるかというと、塗料メーカーが設定した調色品の価格を基に算出するシステムを利用するというもの。
具体的には、メーカーが発行する調色データなどを参考に設定した18段階の料率を設定します。
そしてその料率ごとに目標値の近似値になる倍率を計算し、調合時の原価に掛けて算出。
算出した金額はメーカーの調色品の価格を参考としているほか、調色難易度なども反映するので、おおよその見積もりに対応できる均一価格の算出が可能、という感じです。
特に保険修理などの場合、どこで修理しても価格(特に原材料)が一定であれば、保険会社側からもユーザー側からも安心感がありますよね。
修理の腕(レバーレート)は価格の上下は多少あっても、原材料は一緒でしょ?っていう理屈です。
年に何度かある価格改定にも素早く対応できますし、保険会社側がこのシステムを持っている業者に多くの依頼を流すということになっていくのであれば、普及していくかもしれませんが・・・どうでしょうか。
トヨタ、中国で自動運転新会社を立ち上げ トヨタのEVにポニーaiの自動運転技術を実装 2024年のロボタクシー実現へ
トヨタ自動車は、中国合弁企業の広汽トヨタ、自動運転スタートアップの小馬智行(ポニー・エーアイ)の3社で合弁会社を2023年内に立ち上げると発表しました。
トヨタブランドの電気自動車(EV)にポニー・エーアイの自動運転技術を実装し、広汽トヨタが生産します。
24年にも「ロボタクシー」サービスの実現を目指しています。
⇒ロボタクシーの商業化!
いよいよ未来が近づいてきました。
中国はEVウエルカムな状況なので、24年のサービス開始も中国になりそうです。
対して日本は、タクシー業界がガッチリと既得権益化していますので、まあ当分無理でしょう。
日本の技術が活きそう分野でことごとく残念です。
ただ、こういう未来の話はいいですね!
はやく無人タクシーに乗ってみたいです!
というところで今週は以上です!
また来週をお楽しみ!