先週の気になった自動車関連ニュース(6月1週目)

この記事は、先週あった自動車関連ニュースの中から、僕が独断と偏見でチョイスしたものに、一言添えてご紹介しているものです。
もし文中に、不快な表現がありましたらすみません。

HKS、5年後めどに内燃機関車のEVへのコンバージョンキットを市販化 交換装着サービスも計画

HKSは5年後をめどに、内燃機関車を電気自動車(EV)に改造するコンバージョンEVキットを市販化すると発表しました。
現在、研究開発を進めており、駆動用電池は台湾メーカーとの協業で液体冷却式バッテリーの採用を見込んでいます。
今のクルマを長く乗り続けたいユーザーなどの需要を取り込んでいく狙いです。
HKS製品を取り扱う全国の販売店でキットを販売し、EVへの換装サービスにも乗り出す計画とのことです。

⇒HKSの水口社長は、「5年後にEVが普及する」とインタビューの中で答えています。
どうなるかは不明ですが、EVに向けた動きが活発になっているのは間違いありません。
味のある車が好きで、まだEVに抵抗がある層に対しては、このコンバージョンキットというのは、結構刺さるかもしれませんね。
まだどこもやっていない取り組みなので、今のうちから準備をしておき、いざ始まった際に『地域で一番先に取り組んだ』という実績を取りに行くのもいいかもしれません。
また、その供給体制をその地域で独占的に取れたら、それもまた面白いかも?と思いました。

カーナビやドライブレコーダーなどカー用品のエンプレイスが倒産 負債額28億円

帝国データバンクによると、カーナビゲーションやドライブレコーダーなどのカー用品を手掛けるエンプレイス(金成鎬代表、東京都荒川区)が27日に東京地裁に民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
負債は債権者95人に対し約28億円。
原因は、主力のカーナビゲーション事業の売り上げの下落が続いたことによる、資金繰りの悪化です。
今後は、法的手続きによって再建を目指すとのことです。

⇒ドラレコはともかく、カーナビは今やスマホで代替えができますからね。
市場的には、厳しい状況なのだと思います。
しかし、僕がこの記事で一番気になったのは、傘下に入っていた国産ワイパー大手のマルエヌの行方です。
建機や大型系のワイパーで、割とお世話になっている業者も多いと思います。
親会社が倒産となり、マルエヌはどうなるのか。
今後の動向に注目です。

GMクルーズ、完全自動運転の商用免許獲得 カルフォルニア州で初

米ゼネラル・モーターズ(GM)系の自動運転技術開発会社GMクルーズは2日、米カリフォルニア州当局から運転手不要の「ロボタクシー」事業に必要な免許を取得しました。
同州には世界の有力企業が進出して自動運転技術開発を競っていますが、有料サービスを一般客に提供できる商用免許を獲得したのはGMクルーズが初めて。
GMクルーズは小型電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」を改造した約30台の自動運転車を使い、北部サンフランシスコ市の一部地域で一般客を乗せたロボタクシーサービスを始める見通しです。

⇒カルフォルニアのような交通量の多い大都市で、完全無人タクシーが認められたというのは、やはり大きいと思います。
時速は48km以下、営業時間は深夜帯の午後10時~午前6時まで、悪天候時は利用不可などの、やや厳しい条件は付きますが、とはいえ完全無人タクシーです!
未来を感じますね。
また、Googleでも2020年からすでに無人走行実験は行われているので、こちらも近々何かしらの成果が発表されてくるのではないでしょうか。
自動車の電動化=新たな産業の創造という、まさに歴史的にも大きなチャンスにいることに、ワクワクしている今日この頃です!

以上、今週の気になったニュースでした!
来週もお届けいたしますので、また読んで頂けたら嬉しいです!

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