先週の気になった自動車関連ニュース(10月3週目)

この記事は、先週あった自動車関連ニュースの中から、僕が独断と偏見でチョイスしたものに、一言添えてご紹介しているものです。
もし文中に、不快な表現がありましたらすみません。

ダイハツ、軽HVを2023年秋に投入 シリーズハイブリッド大幅改良でリッター30km以上


ダイハツ工業は、ハイブリッド軽自動車を来秋に投入する方針です。
小型ハイブリッド車(HV)「ロッキー」で採用したシリーズハイブリッドシステムを軽向けに大幅改良し、燃費で軽トップクラスとなる30㌔㍍/㍑(WLTCモード)以上を目指します。
同クラスガソリン車との価格差を20万円以内に抑えることも目標とし、開発を急いでいます。

⇒現在、軽で最も燃費の良い車種はマイルドハイブリッドシステムを搭載するスズキ「アルト」(27・7㌔㍍/㍑)なので、それを上回る燃費が実現することになります。
ガソリンが高騰している昨今、リッター30kmは魅力です!

ダイハツは昨年、2030年に国内新車販売を電動車に切り替えていく目標を掲げました。
2030年、あと7~8年。
トヨタも同様の目標を掲げているので、ダイハツ・トヨタがオール電動化になったら、今の自動車社会のあり方のかなり変わっていくでしょうね!

〈税制2023〉自動車関係団体、税制改正要望出そろう 「受益と負担」含めて抜本見直しを


主な自動車関連団体の2023年度税制改正要望が出そろいました。
今年はエコカー減税の拡充・延長などに加え、政府・与党内で進む「中長期的な見直し」をにらんだ方向性を各団体とも示していることが特徴です。
電動化が進むと燃料税収が減り、手をこまねいていれば「電力税」「走行税」などの名目で重い税負担が固定化しかねない恐れがあります。
各団体は「モビリティがもたらす新たな経済的・社会的受益者の広がりを踏まえた税制」(日本自動車会議所)など、モビリティ(移動性)と産業競争力などに目配りし、受益と負担の関係も含めた抜本見直しを政府・与党に強く求めていく方針です。

⇒税制改正の話題です。
かなり前から何度も議論されていますが、EVの急速な普及によりいよいよ大詰め感が出てきました。
大体、自動車にかかる税金のうち、自動車取得税と自動車重量税は、一般財源化された時点で、すでに法的な根拠が薄くなっています。
多くの車がEVになれば、CO2減少や騒音問題、自動運転による交通事故の減少など、自動車使用者が負担すべき社会的費用はますます下がっていくはずですよね。
まして、毎年毎年、より環境にやさしい車が発売されている中で、自動車使用者の受益と負担の割合だけが以前と同じ、というのはどうなんでしょうか。

自動車だけいくつも税金がかかって、良く分からない!
個人的には、車への課税はシンプルにしてもらえたら嬉しいなーと思います。
なんにせよ、財源不足を補うためだけに、「電力税」みたいな訳のわからない税金を創設するのだけはやめてほしいです。

ニッパツ、車酔いを防ぐシート開発 後頭骨支える独自のヘッドレスト スマホ操作の支援機能も


ニッパツが車酔いを防ぐ自動車用シートの開発に力を入れています。
運転支援が高度化すると、乗車中の過ごし方が大きく変わる可能性があるためで、車内で同快適に過ごすかが、これからの商品開発一つのポイントとなりつつあります。
同社は車酔いを減らすため、独自構造のヘッドレストやスマートフォン(スマホ)操作時のハンドサポートを開発し、効果も検証しました。
自動運転技術の段階的な実用化をにらみ、シート事業の高付加価値化につなげる狙いです。

⇒最後は、車内グッズの話題から。
「車酔いを減らす」ってどんな仕組みだろう?と、非常に興味を持ちました。
なぜなら、僕も昔はすごく車酔いしていたからです。

まず、車酔いはどうやって起こるのか。
調べると、不規則な旋回や発進・停止などから「位置感知中枢」が受け取る情報と、「視覚情報」から受け取る情報の不一致から脳が混乱することが要因の一つだそうです。
運転者自体は、操作から受け取る情報と視覚情報が一致しているため車酔いしにくいが、同乗者は別で、スマホや社内ディスプレイなどを見ている状態ではさらに酔いやすくなるそうです。

なるほど。そうだったんですね!

そこで、今回開発されたシートの独自構造のヘッドレストは、頭蓋骨の後下部にある「後頭骨」の2点を支える部品を組み込み、乗車してから車酔いが起きるまでの時間を非搭載車に比べ約3倍に延ばしたということです!
さらに、「ハンドサポート」というスマホを操作する手を一定の高さに保てるようにする製品も開発。
これにより頭を前方に向けやすくなり、視覚情報の不一致を抑え、酔いが起きるまでの時間が2倍以上に延ばしたそうです!

いや、いろいろ考えられていますね。
快適な車内空間系のグッズの需要は、今後も拡大していくことが見込まれていますので、各メーカーの開発にも注目です!


というところで、今回はここまで。
また来週をお楽しみに!

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