先週の気になった自動車関連ニュース(9月3週目)

この記事は、先週あった自動車関連ニュースの中から、僕が独断と偏見でチョイスしたものに、一言添えてご紹介しているものです。
もし文中に、不快な表現がありましたらすみません。

国交省、車検時のOBD活用 2023年4月から新たに駐車ブレーキなど5項目の確認可能に

国土交通省は、自家用乗用車の車検時の確認項目について、2023年4月から駐車ブレーキなど5つの点検項目で車載式故障診断装置(OBD)を活用した確認方法を認めることを発表しました。
OBDを活用して車両の安全性が従来の点検方法と同様に確認できることなどを踏まえて見直した形です。
OBDを備えた車両の普及に伴い、車両状態を把握できる範囲の拡大や不具合・故障データの利活用などが見込まれています。
今後も技術開発動向などに応じて、車検時や法定点検時の確認方法の見直しを検討する予定です。

⇒目視などで直接確認する従来の点検方法だけでなく、OBDを活用した確認方法も認めるのは、
「駐車ブレーキ機構の引きしろ」
「トランスミッション、トランスファのオイル漏れ、オイル量」
「燃料蒸発ガス排出抑制装置のチャコール・キャニスタの詰まりと損傷」
「タイヤの空気圧」

さらに、従来の機械式制御方式の点火装置で必要とされていた確認項目「点火時期」「ディストリビュータのキャップの状態」が、もはや電子制御主流で不要となっていることから、定期点検を行わなくてもいいことになるとのこと。

車体の進化とともに、点検も変化していきます。
情報をキャッチしつつ、取り残されない様にしていきましょう!

オートバックス子会社のアウトプラッツ、3拠点で不正車検 指定取り消し処分

オートバックスセブン子会社のアウトプラッツが3拠点で不正車検をしていた問題で、関東運輸局は2日に指定自動車整備事業の取り消し処分を下しました。
5月の社内調査で、車検業務における検査方法の不備が発覚。
再検査対象となる855台のうち、同日時点で433台の再検査が完了しています。
今後、残りの対象車両についても再検査を進めるとしています。

⇒不正問題発生です。
オートバックス本体ではないのですが、不正はなかなかなくならないですねー。
不正の詳細は分かりませんが、BMW系3社での不正ということで、日野同様、信頼回復には少し時間がかかるかもしれません。
どちらにしろ、不正のリスクは大きすぎますので、絶対にやらないようにしましょう。

エイシンのエコスプレー 物流大手のセンコーが採用 トラック7千台で活用見込む

環境事業のEiShin(エイシン、安永知恵社長、東京都品川区)が取り扱う燃焼効率を高める「エコスプレー」を、トラック物流などを手掛けるセンコー(杉本健司社長、大阪市北区)が採用しました。
5月から一部の物流センターで数百台規模のテストを実施しており、年内に同社が属するグループの7千台で活用する計画です。

 エアフィルターに吹き付けるエコスプレーは成分に含む鉱石により生じた水酸化イオンの界面活性効果で、取り込む空気の不純物を取り除くことで環境性能を高めます。
同社によると、平均10%の燃費改善が見込めるということです。

⇒世界14か国で利用されているそうです。
燃費が50%改善する(当社比)?らしいです。
もしよかったら、EiShinの販売ページものぞいてみてください。
EiShinホームページ

新たな売れ筋商品になるかもしれませんね!

というところで、今週は以上です。
来週もまたお楽しみに!

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