先週の気になった自動車関連ニュース(7月1週目)

この記事は、先週あった自動車関連ニュースの中から、僕が独断と偏見でチョイスしたものに、一言添えてご紹介しているものです。
もし文中に、不快な表現がありましたらすみません。

中古車競売価格、6月25.5%高 新車不足で過去最高値

中古車競売大手のユー・エス・エ(USS)がまとめた6月の中古車の平均落札価格は、前年同月比25.5%高の107万9000円となり、4カ月ぶりに過去最高を更新しました。
前年同月を上回るのは25カ月連続。
世界的な部品不足で新車の納入が遅れており、中古車の人気が続いています。

出品台数は23万8574台と前年同月比0.6%増にとどまっています。
新車不足で買い替えの動きが鈍り、下取りも滞り中。
USSの担当者は「足元でも高値傾向が続いている」と話していて、この動きはまだ続いていきそうです。
中国の都市封鎖は6月に解除されたものの「現地の取引先メーカーの稼働はまだ不安定で、自動車生産にも影響が出ている」とはなすメーカー幹部もおり、まだまだ予断を許さない状況です。

⇒価格の上昇が止まらないですね。
足元の売上・利益はもちろんですが、今季の新車販売は、数年後に影響が出てきます。
今から取り得る対策を考えて、手を打っていけるといいかもです!

ジェイテクト、高耐熱リチウムイオンキャパシタを2023年に実用化 SBW向け補助電源に活用

ジェイテクトは、ステアリングシステム用の補助電源として高耐熱リチウムイオンキャパシタを開発、2023年に量産車に搭載して実用化します
ハンドルとタイヤの間で機械的な機構をなくし、電気信号だけで操舵できるステアリングバイワイヤ(SBW)システムの電気系統が喪失した際にも継続して操舵できるようにバックアップ電源として活用できます。
24年以降、コスト低減と高性能化した第2世代のリチウムイオンキャパシタも実用化する。電気自動車(EV)や自動運転向けに需要を開拓し、年間生産能力を最大100万セルに引き上げる計画です。

⇒このバックアップ系のシステムは、今後あらゆる部品に搭載されてきそうだなと思いました。
 電動化が進む中、「万が一、電気系に不具合があって動力が失われたら?」という部分の解消は、重要な課題の一つです。
 リチウムイオンキャパシタは、出力が大きく寿命も長いということで、これからのバックアップ系補助アシスト電源として、注目されていきそうです。

新潟整振・同商組 会長・理事長に町田一越氏(日産プリンス新潟社長)

最後は、地元新潟の話題から。

新潟県自動車整備振興会・同商工組合は、6月17日開催した総会・総代会及び理事会を経て役員変更を承認し、会長・理事長に町田一越氏(日産プリンス新潟社長)の就任を決定しました。
同振興会副会長に岡部誠氏(小出自動車工業社長)・同商工組合副理事長に三井田史夫氏(サンワ―ズ社長)をそれぞれ新任です。

また、白井一止氏の専務理事と吉田守利氏の常務理事をそれぞれ新任。
2016年から3期会長・理事長を務めた樋口誠前会長・理事長と石沢龍哉専務理事はそれぞれ退任しました。

今後、新会長・理事長を迎えた同振興会・商工組合では、整備業界の取り巻く諸環境を踏まえ組合員の視点に立ち、将来に向けて業界の持続的な繁栄を目指し、経営基盤の確立と活性化を基本として「ウィズコロナ体制」をとりながら諸事業を推進する計画。

主な22年度事業計画は、自動車使用者の保守管理意識の醸成と自動車点検整備の促進。
交通安全、環境保全及び犯罪防止。自動車整備士養成。業界振興・活性化。
整備事業の健全化ほかに関する事業に取り組む予定です

⇒自動車整備振興会は、多くの事業者さんが日々かかわりのある所だと思います。
現場でのお付き合いはありつつも、トップはあまりなじみないかも?ですが、たまにちょこっと知っておくのもいいですよね。
文中で「ウィズコロナ体制」となっていましたが、僕個人的には「アフターコロナ体制」へのシフトを進めていってほしいなーと思いました。

 

今回は以上です!
今週も頑張っていきましょう!

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